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栗 :「俺のは……、万年筆?」 松 :「こっちは本か。『思考の構造解析』?」 菊 :「俺は自分のだ」 栗 :「うーん、やっぱヤロー3人でプレゼント交換って、 薄ら寒いな」 松 :「悔しかったら彼女の一人でも作ってみろ」 栗 :「ふん、ふられたばっかのくせに」 松 :「……っ」 栗 :「痛ってぇなぁ。加減しろよ!」 松 :「せっかく雅行のために買ったのに。お前には宝の持ち腐れ だな」 栗 :「何をっ。 俺だって雅行が読みたいって言ってたからそれ選んだんだぞ」 菊 :「それじゃあ、プレゼント交換の意味がないだろう」 栗 :「ああ、もうっ。それよこせ!」 松 :「あっ、なんだよ」 栗 :「これは雅行にやる」 菊 :「だから、それじゃあプレゼント交換の意味が……」 松 :「だったらこの万年筆も雅行のものにしろ」 菊 :「お前らなぁ……」 栗 :「で? 雅行の用意したプレゼントって何?」 菊 :「ん? 俺のは……」 松 :「…………クッキー?」 菊 :「誰に当たるか分からないから、無難かと思って」 栗 :「それって、雅行のお手製?」 菊 :「ああ」 栗 :「じゃあ、それは俺が貰ってやるよ」 菊 :「あっ、おい。それじゃあ洋介の分がないだろうが」 松 :「俺のことなら気にするな」 菊 :「でも……」 栗 :「いいの、いいの。最近まで俺たち以外にも彼女がいて好き放題 やってたんだから」 松 :「うるさい」 菊 :「半分、分けてやれよ。康平」 松 :「いや、気にするな。俺は……」 菊 :「え?」 栗 :「あぁーっ! 何やってんだよ!」 松 :「俺は雅行を貰うから」 菊 :「ちょっと、ん……っ」 栗 :「待て! 分かった、クッキー半分やるから俺にもさせて」 菊 :「それじゃあいつもと同じだろうが……」 栗 :「まあ、固いこと言わないの」 菊 :「ん…ぁ、まったく……」 松 :「いつもと同じじゃないぞ。なんたってクリスマスだからな」 栗 :「そ、今夜は特別メニューな」 菊 :「…………いいんだか、悪いんだか」
(12.06.2005)
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